新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現代美術分野における活動やプロジェクトに被害を受け、かつ、将来にわたって活動を継続するために支援を必要とする方を対象に、継続の一助となる資金を助成する制度です。
新型コロナウイルス特別助成の募集は終了しました。下記表示は「第3次新型コロナウイルス特別助成」募集時のものです。
趣旨
公益財団法人小笠原敏晶記念財団では、日本の現代美術分野における新型コロナウイルス感染拡大の影響に対応するため、2020年に「新型コロナウイルス特別助成」を立ち上げ、これまでに2回の助成を実施しました。第1次(2020年度)は、コロナ禍で経済的損失等の困難な状況にある現代美術の担い手に対して緊急支援を行い、第2次(2021年度)は、現代美術関係者が次なる一歩を踏みだし、創造・表現活動のエコシステムが維持されるための環境整備を支援しました。
本助成の最終フェーズとなる「第3次新型コロナウイルス特別助成」は、コロナ禍の経験から得た新たな知見をもとに発想するプロジェクトを対象に、困難を乗り越える際の力となる個人や団体間の協働や連帯の可能性に着目。ポストコロナ時代に向けて現代美術分野のエコシステムを更新のうえ、定着させる試みを、最長3年にわたり継続助成しています。
本助成を通して、日本の現代美術が緊急事態や社会の変化に果敢に応答し、安定的で力強い活動基盤と革新性に富んだ環境を育み、さらなる発展を遂げることを期待します。
募集要項
助成の対象
【助成対象】
エコシステム:アーティストの創作活動のみならず、多様なコミュニティにおける創造、交流、支援、発信など現代美術活動のサイクルを有機的に生み出す基盤(活動生態系)
現代美術:広く視覚芸術の分野において同時代の社会をまなざし創造される実験的な表現や活動
【助成対象期間】
2023年4月1日~2026年3月31日
申請の資格・制限
日本の現代美術の担い手で、複数の個人・団体との協働でプロジェクトを実施している個人・団体。
※2022年度及びそれ以前の当財団の助成(調査・研究助成、交流助成、渡航・旅費等助成、翻訳助成、コロナ特別助成)採択者も、採択案件と重複する内容でない限り申請可能です。
助成金額
助成総額:5,000万円(予定)、1件につき500万円から2,000万円(予定)
採択件数:5件から10件程度(予定)
例)1000万円採択⇒2023年度:300万円、2024年度:500万円、2025年度:200万円の3回に分けて受領
助成金の使途
助成対象となる協働プロジェクトを実施するために必要な費目
募集期間
募集期間:2022年12月1日(木)~2023年1月10日(火) 12時(正午)締切厳守 (日本時間)
申請の方法
【電子申請システムにて申請】
電子申請システムへは下記のリンクボタンよりアクセスし、リンク先にある「助成申請の流れ」を参照のうえ申請してください。
電子申請システムでマイページを取得のうえ、以下を提出してください。書類はすべてPDFでアップロードしてください。
選考の方法
助成金の交付
報告の義務
報告書の提出
単年度のプロジェクトの場合は活動終了後3カ月以内に、複数年にわたる継続プロジェクトの場合は毎年度末(3月末)に、活動内容と収支の報告書を提出してください。
報告会
活動成果の報告会を予定しておりますので、採択者はご参加ください。
助成実績
助成実績の詳細をご確認いただけます。
第1次新型コロナウイルス特別助成(2020年度)
第2次新型コロナウイルス特別助成(2021年度)
個人情報保護方針
申請書に記載されている個人情報は、本助成プログラムの選考および結果の通知のために使用し、その他の目的に使用することはありません。当財団で厳重に管理いたします。
お問い合わせ先
申請について不明点等ございましたら、下記事務局までE-mailでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局
contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp
事務局営業時間:9:00~17:00 (月~金)
〒108-0014 東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル4階