調査・研究等への助成(現代美術分野)Contemporary Art Research Grant
日本の現代美術分野における「調査・研究」の担い手に対して助成する制度です。
2022年度 調査・研究等の助成(現代美術分野)の募集は終了しました。
募集要項
下記よりPDF版の募集要項をダウンロードしていただけます。「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
日本の現代美術の発展と国際的なプレゼンスの向上を目指し、同分野の担い手による調査・研究活動を支援する助成プログラムです。現代美術史、キュレーション、作品の保存・修復、アーカイブ、アート・マネジメントなど様々な研究領域のほか、アーティストによるフィールドワークや素材・技術の研究など制作活動のためのリサーチも対象とします。
助成目的
日本の現代美術分野における「調査・研究」の担い手に対して助成し、調査・研究活動の充実を通して日本の現代美術の発展や国際的な展開を図ることを目的とします。
助成対象
【応募資格】
- 1)【研究者】日本の現代美術に関する調査・研究を行う個人、または研究グループ・団体
- *法人格は問いません。
- *本助成事業の申請区分としては、研究者、美術館学芸員、インディペンデント・キュレーター、アート・マネージャー、アーキヴィスト、エデュケーター、展示技術者等、アーティスト以外の職種を「研究者」と呼称します。
- 2)【アーティスト】現代美術の制作活動を行うアーティスト(個人またはグループ)
- ※今年度、当財団の他の助成事業に採択されている申請者は対象外となります。
【助成対象】
- 1)日本の現代美術に関する調査・研究活動
(研究領域例:現代美術史、キュレーション、現代美術作品の保存・修復、現代美術を通じた教育・普及、現代美術の展示技術、アーカイブ、アート・マネジメントなど)
- 2)日本の現代美術分野のアーティストによる作品制作や発表に係る調査・研究活動
(活動例:地域の歴史・生活文化等のリサーチ、専門家や住民へのインタビュー、素材や技術面の研究など)
- ※レジデンス・プログラムを活用した調査・研究活動も対象となります(例:アーティスト・イン・レジデンス、キュレーター・イン・レジデンス等)。
- ※他団体の助成金を併せて受給する場合は、同一支出内容に当助成金と他の助成金との両方を適用することは不可となりますので、ご注意ください。
【助成対象期間】
採択決定後、覚書締結日~2024年3月末日の期間
- ※覚書の締結は2023年1月頃になる見込みです。
- ※申請する調査・研究プロジェクトの活動が助成対象期間の前後にかかる場合も申請は可能ですが、当助成金を活用できる期間(=助成対象期間内の支出分が助成対象)は上記の期間内となります。
助成金額
助成予算総額:5,000万円(予定)
1件につき30万円から300万円(予定)
助成金の使途
日本の現代美術分野の調査・研究目的を達成するために必要な費目
- ※申請代表者やメンバーが所属する組織の間接経費、一般管理費等は助成の対象外となります。
対象外の使途例:(個人申請の場合)申請者本人または(団体申請の場合)代表者及びメンバーへの報酬、組織の運営のための事業費、申請研究に関係しない備品や資料購入費等
募集から助成金交付までのスケジュール
- 1)募集期間:2022年9月7日(水)~2022年10月13日(木)12時(正午)締切(厳守)
- 2)審査・採否通知:2022年12月下旬以降(予定)。審査終了後、結果通知。
- 3)助成金交付予定:2023年1月以降(予定)
- ※当財団と助成採択者間で覚書の締結が済み次第、助成金を交付します。
- ※調査・研究の内容や期間によって、一部が分割支払される場合もあります。
申請方法
電子申請システムでの提出をお願いいたします。
- 1)電子申請システムは下記リンクボタンよりアクセスしてください。
- 2)詳細は電子システムのリンク先に記載される「助成申請の流れ」をご参照ください。
- 3)申請の際は「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
【提出書類】
- ①申請者情報:システムのフォーマットに従い入力。
- ②申請書:WORDの様式をダウンロードし、入力後、PDF形式でアップロード。
- ③任意添付資料:PDF形式でアップロード。
- ・活動履歴書(CV)
- ・申請する調査・研究活動の企画書
- ・申請する調査・研究活動が展覧会等の事業の一環で行われる場合、その事業の概要や企画書
- ・【アーティスト】ポートフォリオ
- ・【アーティスト】アーティスト・ステートメント
- ・【研究者】リサーチ・ステートメント
締切:10月13日(木)12時(正午必着)
- ※郵送、持ち込みによる申請は受け付けておりません。
- ※申請に関わる費用は申請者がご負担ください。
- ※提出書類は返却いたしません。
- ※電子申請システムは操作に時間がかかる場合があります。時間には余裕をもって申請を行ってください。
審査・選考、採否通知
- 1)審査・選考方法
当財団の文化・芸術分野の選考委員および必要に応じて選出した有識者で構成する選考委員会において審査・選考を行います。
- 2)審査項目
- ①日本の現代美術の発展や国際的な展開に貢献する成果が見込まれるか
- ②調査・研究内容の芸術的・社会的・学術的意義
- ③調査・研究の手法やスケジュールの具体性、実現可能性
- ④今までの調査・研究実績
- 3)採否の結果
審査・選考後、申請者全員にメール及びマイページ上にて通知します。
- ※審査内容や採否結果の詳細に関するお問い合わせには対応しかねます。ご理解のほどお願い申し上げます。
報告書の提出
- 1)
報告内容
- ①調査・研究の内容のほか、本助成によって達成できたこと、助成によって得られた効果、将来への展望などに関する「活動報告書」(様式あり)の提出
- ②助成金の使途に関する「会計報告書」(様式あり)と証拠書類(証憑)のコピーの提出
- ③成果物として、研究論文、調査報告書、展覧会図録、作品の展示記録写真等の提出
- 2)提出方法:報告書は電子申請システムにて提出してください。成果物が印刷物である場合は郵送。
- 3)提出期限:助成金活用後3ヶ月以内。遅くとも2024年6月末日までに提出。
- ※当助成対象期間後も申請した調査・研究プロジェクトを継続する場合は、当助成対象期間の当助成金活用部分について上記報告内容のうち①及び②を行っていただきます。調査・研究が終了した段階での最終報告については事務局と採択者で調整します。
以上、募集要項(PDF版)のすべての内容を確認・承知した上で申請書をご提出ください。
応募書類
下記より各種応募書類をダウンロードしていただけます。
個人情報保護方針
応募により頂きました個人情報は、事業目的の範囲内で、かつ業務遂行に必要な限度内で利用致します。又、事前にご本人の同意を得ることなく、第三者に提供することは致しません。
お問い合わせ先
申請について不明点等ございましたら、下記事務局までE-mailでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局
contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp
事務局営業時間:9:00~17:00 (月~金)
- ※土・日・祝日、年末年始、夏期などの特別休暇を除く
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