インキュベンチャー助成IncuVenture Grant
日本の成長戦略につながるような「大義ある熱い志」をもった起業家の皆様を助成支援する制度です。
小笠原敏晶記念財団(2020年6月より改称)は、科学技術の健全な発展の一助となる助成活動を通じてわが国の産業の発達に寄与することを目的として昭和61(1986)年9月に発足されました。
インキュベンチャー助成は、平成27(2015)年「大義ある熱い志」をもった起業家の皆様への助成活動としてスタートしました。
日本の成長産業につながるような独創性に富んだ公益性の高い新製品・新技術のプロジェクトのご応募をお待ちしています。
- ※「インキュベンチャー」とは、インキュベーションとベンチャーを合わせた造語です。
2022年度 インキュベンチャー助成の募集は終了しました。
募集要項
助成の対象
- (1)社会経済の健全な発展と国民生活の向上に資すると認められる公益性の高い優れた新製品、新技術(但し、医薬を除く)を対象とする
- (2)今年度は以下に該当する開発プロジェクトを注目テーマとして歓迎します。
勿論これ以外のテーマでもご応募可能です。
- (1)第一次産業における新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
- (2)カーボンニュトラル関連における新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
- (3)大災害時の安全確保や早期復旧における新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
- (4)社会インフラの保全における新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
- (5)高齢化に伴う在宅用介護/看護機器あるいはウェアラブルデバイスにおける新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
- (6)AR/VRあるいはAI関連における新規性に富む新製品、新技術の開発プロジェクト
申請の資格・制限
- (1)個人またはグループ
3年以内に起業を目指す個人またはグループで優れた新製品、新技術を自ら事業化しようという具体的な計画と強い意志を持つ者
- (2)ベンチャー
応募時点で設立5年以内のベンチャー企業等で自社の優れた新製品、新技術を基に原則3年最大5年以内に事業化あるいは事業化可能なレベルまで到達できる者
- (3)日本国籍を有し上記1) または2) に該当する個人・グループ、ベンチャー企業等
助成金額と助成件数
総額12,000万円を予定しております。また、助成件数は以下のように計画しております。
- 1)1件あたり最大2,000万円のプロジェクトを原則4件程度
- 2)1件あたり最大1,000万円および500万円のプロジェクトを合計4~8件程度
<助成金の使途>
対象プロジェクトの実施に直接必要な費用とする。但し、以下に記載した費用は対象外とします。
- (1)申請者(本人、共同者)自身の人件費
- (2)申請者が所属する組織の間接費および一般管理費(いわゆるオーバーヘッド)
募集期間
2022年4月28日(木)~6月30日(木)必着
申請の方法
- 1)申請書
- (1)当財団所定の申請書に必要事項を記入のうえ、添付資料とともに、郵送してください。
- (2)申請書は下記よりダウンロードしていただけます。
- (3)申請書の提出部数
紙媒体とデータ(CD-ROM等)を一緒にご郵送ください。
- ①紙媒体
正1部 写し10部
綴じ方は、左上ステプラー留めでお願いします。
- ②データ(CD-ROM等)
CD-ROM等にはPDF版とワード形式、両方を格納して下さい。
- 2)添付資料
- (1)会社設立後の場合
- ①会社概要
- ②登記簿謄本(発行後3ヶ月以内のもの)
- ③直近期の営業報告書、決算書
- (2)大学関係の場合
所属機関長の推薦状
- (3)サンプル、動画、写真、カタログ等
- (4)主要な発表実績
(例えば、論文、マスコミ発表等)
- (5)特許その他知的財産権関係資料
- ①特許公報(登録前は公開公報)等
- ②知的財産権侵害調査結果報告書
- (6)当財団からの選考結果を通知するための返信用定形封筒
(必ず切手貼付、返信先明記のこと)
- ※
- (1)申請書の財団への持参はご遠慮ください。
- (2)ご提出いただいた申請書および添付資料等は、返却いたしませんので、予めご了承ください。
選考の方法
- 1)選考日程(応募状況等によって日程を短縮する場合有り)
- (1)書類選考(10月上旬)
- (2)最終選考(11月下旬~12月上旬)
書類選考合格者によるプレゼンテーション選考(書類選考合格者に追って、詳細通知)
- 2)選考決定・通知(12月末~翌年1月上旬)
当財団の選考委員会にて選考を行い、採否の結果は文書にてご通知します。
なお、採否の理由に関するお問い合わせには、応じかねますので予めご了承ください。
選考基準
次の諸点に重点を置き総合的に選考します。
- 1)社会への貢献度(公益性)
- 2)独創性(オリジナリティ)
- 3)実現可能性
- 4)将来性
特に、公益性の高さを重視します。
助成金の使途等
研究を有効に推進し、成果を上げるための費用であれば、特に使途の制限はありません。
予算年度による制約や、研究実施期間の制限はありません。
助成金の交付時期
2023年1月下旬(予定)
覚書の締結が済み次第、助成金を交付します。
報告の義務
- 1)助成金交付後、所定時期に成果報告書(中間報告含む)を提出いただきます。
必要な場合はオーラル報告をお願いします。なお、時期等の詳細については、助成対象者に追って連絡します。
- 2)助成を受けたプロジェクトについて、外部において論文または刊行物等で発表する場合には、当財団より助成を受けた旨を明記してください。
また、公表した論文等の写しを当財団宛ご送付ください。
- 3)助成金交付後、使途の明細を書面にてご報告下さい。
- 4)助成金交付後、毎年9月末迄に活動報告書(様式はホームページからダウンロードして下さい)を3年間提出していただきます。
その他
- 1)申請内容の理解を深めるために、必要に応じて追加資料のご提出をお願いする場合があります。
- 2)『インキュベンチャー助成に関するQ&A』も併せて参照ください。
申請書送付先
募集要領のすべての内容を確認・承知した上で申請書をご提出ください。 疑問点等がありましたら、事務局までお問い合わせください。
【事務局】
〒108-8522 東京都港区芝 5丁目36番7号
三田ベルジュビル20F (株)ニフコ内
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
担当/米村
TEL. 03-5476-2174
https://ogasawarazaidan.or.jp
Email. contact-tech@ogasawarazaidan.or.jp
応募書類
下記より各種応募書類をダウンロードしていただけます。
個人情報保護方針
応募により頂きました個人情報は、事業目的の範囲内で、かつ業務遂行に必要な限度内で利用致します。
又、事前にご本人の同意を得ることなく、第三者に提供することは致しません。
お問い合わせ先
助成内容についてのお問い合わせは、Emailまたは、お電話でも受け付けております。
小笠原敏晶記念財団事務局
〒108-8522 東京都港区芝 5-36-7三田ベルジュビル20階 株式会社ニフコ内