現代美術の翻訳助成Contemporary Art Translation Grant
日本の現代美術の現状と多様性を広く海外へ紹介・周知するために、同分野での質の高い翻訳を助成支援する制度です。
2024年度 現代美術の翻訳助成の募集は終了しました。
助成目的
本助成は、日本の現代美術に関する日本語のテキスト、資料等の良質な英語翻訳を支援し、日本の現代美術の現状と多様性を国際的に、広く、正確に、紹介・周知することを目的とします。
日本の現代美術に対する国外からの関心や評価への対応や、日本からの海外発信が効果的かつ活発になることを目指します。
募集要項
下記よりPDF版の募集要項をダウンロードしていただけます。「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
助成の対象
【助成対象】
日本の現代美術に関する日本語のテキストの英語への翻訳
助成対象となる内容:
- ・アーティストファイルやステートメント等のアーティスト資料
- ・作品に付随する字幕・解説(キャプション)
- ・作品や展覧会に関係するテキスト類
- ※英語のネイティブ・スピーカーによる校閲・校正を工程に含むことが助成条件となります。
翻訳者が英語のネイティブ・スピーカーである場合も、校閲・校正は必須とします。
- ※翻訳文は文化庁アートプラットフォーム事業のウェブサイトにて公開されているStyle Guideに準拠することを推奨します。
Style Guide (PDF)
https://contents.artplatform.go.jp/wpcontent/uploads/2021/02/CACJ_translation_project_20210224.pdf
- ※翻訳の成果物としては、印刷物のほか、オンライン媒体も含みます。
- ※すでに著作権者(著者)から翻訳の同意を得ている、もしくは契約を交わしていることが条件となります。
- ※英語から日本語への翻訳料、また、通訳料は対象外です。
【助成対象期間】
2025年1月から2025年12月末までの1年間
上記期間内に翻訳作業を開始し、完了することが条件となります。翻訳文の成果物の発行、掲載、発表はこの期間を過ぎても構いません。
申請の資格・制限
現代美術分野で活動する個人または団体
- ※法人格は問いません。
- ※過去に当財団から助成を受けている場合は、報告書(当財団から追加資料の提出依頼や確認事項があった場合はそちらを含めて)を提出されていることが条件になります。
助成金額
助成予算総額:1,000万円(予定)
1件あたり30万円から上限200万円
助成金の使途
- 1)日本語から英語への翻訳費および校閲・校正費
- 2)翻訳者との通信費、会議費、資料費
- ※助成金交付額は申請額を上限とします。また、実際の支出額が申請額を下回った場合は実際の支出額が上限となります。
- ※翻訳物の出版費、印刷費等、成果物に関する費用は対象外です。
募集期間
募集期間:2024年9月12日(木)~2024年10月24日(木)12時(正午)締切(厳守)
申請の方法
電子申請システムでの提出をお願いいたします。
- 1)下記リンクボタンより電子申請システムにアクセスし、マイページを取得してください。
- 2)詳細は電子システムのリンク先に記載される「助成申請の流れ」をご参照ください。
- 3)申請の際は「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
-
電子申請システムへ
- ※申請書や資料等をアップロードする際、ファイルを選択した後、青い「アップロード」ボタンをクリックしてアップロードを完了してください。
- ※提出する際は「STEP03 提出」にて、赤い「提出」ボタンをクリックして提出を完了してください。提出を完了すると申請受理のメールが届きます。
【提出書類】
- ①申請者情報:システムのフォーマットに従い入力。
- ②申請書:WORDのフォーマットをダウンロードし、入力後、PDF形式でアップロード。
- ③翻訳費及び校閲・校正費見積書:PDF形式でアップロード。
- ④
任意添付資料:PDF形式でアップロード。
- ・活動履歴書(CV)
- ・翻訳者の翻訳実績が分かる資料:申請する翻訳を請け負う翻訳者の過去の成果物
- ※郵送、持ち込みによる申請は受け付けておりません。
- ※申請に関わる費用は申請者がご負担ください。
- ※提出書類は返却いたしません。
- ※電子申請システムは操作に時間がかかる場合があります。時間には余裕をもって申請を行ってください。
選考の方法
- 1)審査・選考方法
当財団の文化・芸術分野の選考委員および必要に応じて選出した有識者で構成する選考委員会において審査・選考を行います。
- 2)
審査項目
- ①日本の現代美術を海外へ広く、正確に、紹介・周知する成果が見込まれるか
- ②翻訳、校閲、校正のプロセスを踏まえた質の高い翻訳の実現性
- ③成果物の配布・発表計画の確実性
- 3)採否の通知
審査・選考後、2024年12月下旬頃に、申請者全員にメール及びマイページ上にて通知します。
- ※審査内容や採否結果の詳細に関するお問い合わせには対応しかねます。ご理解のほどお願い申し上げます。
助成金の支払い
当財団にて報告書を確認後、助成金交付額を決定、支払い手続きを進めます。
報告の義務
- 1)
翻訳完了後30日以内に以下の報告書を提出してください
- ①活動報告書
本助成によって達成できたこと、助成によって得られた効果、将来への展望などに関する報告
- ②会計報告書
助成金の使途の報告と証拠書類(証憑)のコピー
- ③翻訳文
日本語原文と翻訳した英文
- ※報告書を事務局及び選考委員会にて確認し、助成金交付額を決定します。
- 2)採択後に申請内容を変更する必要がある場合は、「変更届」を提出してください。確認後に承認の可否をご連絡いたします。
- ※採択された活動そのもの、目的や趣旨が変わってしまいかねないご変更は、原則承認いたしかねます。
- ※助成金交付後の渡航中止については助成金の返金を申し受けます。
以上、募集要項(PDF版)のすべての内容を確認・承知した上で申請書をご提出ください。
個人情報保護方針
応募により頂きました個人情報は、事業目的の範囲内で、かつ業務遂行に必要な限度内で利用致します。又、事前にご本人の同意を得ることなく、第三者に提供することは致しません。
お問い合わせ先
申請について不明点等ございましたら、下記事務局までE-mailでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局
contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp
事務局営業時間:9:00~17:00 (月~金)
- ※土・日・祝日、年末年始、夏期などの特別休暇を除く
〒108-0014 東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル4階