2024年度後期 渡航・旅費等の助成Travel Grant
日本国外の会議等への参加、あるいは日本国外での展覧会開催に必要な業務のための渡航・旅費等を助成する制度です。
2024年度後期 渡航・旅費等の助成の募集は終了しました。
助成目的
本助成は、日本の現代美術のあらゆる担い手に対して、日本国外で開催される国際会議等への参加や国際移動を伴う展覧会業務に係る国際旅費を支援することで、日本の現代美術の国際的な発展を図ることを目的とします。
募集要項
下記よりPDF版の募集要項をダウンロードしていただけます。「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
助成の対象
【助成対象】
- 1)日本国外で開催される会議(国際会議、シンポジウム、研究会、ワークショップ等)へ参加するための国際旅費、会議等参加費
- 2)日本国外で開催される展覧会に関して、展覧会開催のために必要な専門的業務や美術品の輸送随行に係る学芸員、コーディネーター等の国際旅費
- 3)日本国外で開催されるレジデンス・プログラムへ参加するための国際旅費
- ※日本国外への渡航が対象です。海外を活動拠点とされている場合の日本への渡航は対象外です。
- ※以下の活動のための渡航は対象外です。
- ・リサーチ、作品制作
- ・打ち合わせ、ミーティング
- ・営利目的の事業やプロモーション
- ※申請する活動の前後または途中に、上記対象外の活動を計画してもかまいませんが、それに関する費用は助成対象外となります。
【助成対象期間】
2024年12月~2025年9月末に出発予定の渡航が対象。
- ※2025年度前期募集では、急に決まる渡航にも対応するため、出発時期を前倒しにして、2025年8月以降に出発予定の渡航を助成対象とする予定です。
申請の資格・制限
3年以上、現代美術分野において専門的な職務に従事している者または同様の専門性があると認められる個人(申請書から判断します)。これに該当する者を派遣する美術館、研究機関等団体も申請可能ですが、同一イベント(出張業務)につき1団体あたり1名分の申請を原則とします。
- ※個人申請の場合は、渡航者本人が申請してください。
- ※過去に当財団から助成を受けている場合は、報告書(当財団から追加資料の提出依頼や確認事項があった場合はそちらを含めて)を提出されていることが条件になります。
助成金額
2024年度後期 助成予算総額:1000万円(予定)
1件につき上限50万円
助成金の使途
- 1)国際旅費としての助成対象費目例は以下のとおり。
国際航空運賃(居住地または活動拠点の最寄空港発着のエコノミークラス割引運賃)、訪問国での宿泊費、訪問国内での交通費、海外旅行保険加入料
- ※報告書提出の際に、申請者名が記載された搭乗券半券のコピーや搭乗証明を添付してください。
- ※渡航期間中に、申請する活動以外の計画がある場合、それに関する費用は助成対象費目であっても助成対象外となります。またその場合に、往路・復路で利用する空港が異なる場合は、相当額(申請する活動のための航空券代片道料金×2)を助成対象とさせていただきます。
- 2)国際旅費、会議等参加費以外の経費は助成対象外です。
助成対象外費目例:居住国内の交通費(例:居住地~最寄空港の交通費)、居住国内の宿泊費、作品輸送費、超過手荷物料金、作品制作費、日当、飲食費、資料作成費、翻訳・通訳費など
- 3)個人申請の場合は申請者本人(1名)、団体申請の場合は申請書に記載した渡航者本人(1名)の旅費が助成対象となります。同行者の旅費は助成対象外です。
募集期間
募集期間:2024年9月12日(木)~2024年10月24日(木)12時(正午)締切(厳守)
申請の方法
電子申請システムでの提出をお願いいたします。
- 1)下記リンクボタンより電子申請システムにアクセスし、マイページを取得してください。
- 2)詳細は電子システムのリンク先に記載される「助成申請の流れ」をご参照ください。
- 3)申請の際は「よくあるご質問」も必ずご確認ください。
-
電子申請システムへ
- ※申請書や資料等をアップロードする際、ファイルを選択した後、青い「アップロード」ボタンをクリックしてアップロードを完了してください。
- ※提出する際は「STEP03 提出」にて、赤い「提出」ボタンをクリックして提出を完了してください。提出を完了すると申請受理のメールが届きます。
【提出書類】
- ①申請者情報:システムのフォーマットに従い入力。
- ②申請書:WORDのフォーマットをダウンロードし入力した後、PDF形式でアップロード。
- ③
任意添付資料:PDF形式でアップロード。
- ・活動履歴書(CV)
- ・参加する会議・展覧会の企画書
- ・招へい状・参加依頼
- ※郵送、持ち込みによる申請は受け付けておりません。
- ※申請に関わる費用は申請者がご負担ください。
- ※提出書類は返却いたしません。
- ※電子申請システムは操作に時間がかかる場合があります。時間には余裕をもって申請を行ってください。
選考の方法
- 1)審査・選考方法
当財団の文化・芸術分野の選考委員および必要に応じて選出した有識者で構成する選考委員会において審査を行います。
- 2)
審査項目
- ①会議等に参加する意義や必要性、および帰国後の申請者の活動への影響の大きさや今後の展望
- ②参加する会議や展覧会等の目的と意義
- ③日本の現代美術分野に与える影響と貢献の大きさ
- ④独創性や新規性
- ⑤申請者の実績
- 3)採否の通知
審査・選考後、2024年12月下旬頃に、申請者全員にメール及びマイページ上にて通知します。
- ※審査内容や採否結果の詳細に関するお問い合わせには対応いたしかねます。ご理解のほどお願い申し上げます。
助成金の支払い
当財団と助成対象者間の覚書締結後、助成金の支払い手続きを進めます。
報告の義務
- 1)
帰国後3ヶ月以内に、以下の報告書を提出してください。
- ①活動報告書
実際の渡航日程、参加した会議等や展覧会等の内容、また、本助成によって達成できたこと、得られた効果、将来への展望などに関する報告
- ②会計報告書
助成金の使途の報告と証拠書類(証憑)のコピー
- 2)採択後に申請内容を変更する必要がある場合は、「変更届」を提出してください。確認後に承認の可否をご連絡いたします。
- ※採択された活動そのもの、目的や趣旨が変わってしまいかねないご変更は、原則承認いたしかねます。
- ※助成金交付後の渡航中止については助成金の返金を申し受けます。
以上、募集要項(PDF版)のすべての内容を確認・承知した上で申請書をご提出ください。
個人情報保護方針
申請書に記載されている個人情報は、本助成プログラムの選考および結果の通知のために使用し、その他の目的に使用することはありません。当財団で厳重に管理いたします。
お問い合わせ先
申請について不明点等ございましたら、下記事務局までE-mailでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局
contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp
事務局営業時間:9:00~17:00 (月~金)
- ※土・日・祝日、年末年始、夏期などの特別休暇を除く
〒108-0014 東京都港区芝5-27-6 泉田町ビル4階